笑いヨガは、体操として笑うことから始まりますが、みんなで集まっているうちに自然に笑いが伝染していきます。
笑いは体に良いという科学的根拠に基づいて、笑いヨガは行われています。笑いには心身に様々な効果があると医学的にも注目され、笑うことで脳内ホルモンが分泌されて心身が活性化され、免疫力がアップし、自己治癒力が向上するそうで、体操として笑っているだけでも心身が活性化され、ナチュラルキラー細胞の働きが活発になるようです。
(参考・ 大阪府発行の「笑いと健康」についての冊子)
具体的には主に以下のような効用があると言われています。
●これから笑うと考えるだけで、自然の痛み止めであるエンドルフィンの分泌が活発になる。
●血流を増やし、血液に多くの酸素を運び、栄養分を行き渡らせる。
●ナチュラルキラー細胞が活性化することによって免疫力を高める。
●ストレスホルモンの分泌を抑えて、体をストレスの悪影響から守る。
●肺の空気の入れ替え、心拍数、血圧とカロリー燃焼の観点から、20秒の大きな笑いが3分の力強い
ボード漕ぎと同じ効果がある。
●頭をすっきりさせ、創造力や学習力を促進する。
※以上、日本笑いヨガ協会、ラフターヨガジャパン、東京ラフターヨガクラブのサイトを参考
笑いヨガではただ笑いっぱなしにするのではなく、各ワークが終わったあとは必ず、腹式呼吸をするというように組まれています。カームアップ→カームダウンの繰り返しで心身がとてもリラックスしていきます。腹式呼吸を続けていると交感神経よりも副交感神経が優位になり、自律神経を整えていくという効果があります。